MTR社は、百年近く前にバンガロールでレストランとしてスタート。海外で働くインド人のためにレトルト食品を作り始め、今では20種類以上の料理を提供しています。どれも美味しく、量もたっぷり、しかも安価。サラダとパパドをお供に食べれば、夕食として十分成立します。インド人のためのレトルト食品なので、基本ベジタリアンです。一昨年、インドへ行った際、食事が口に合い、かつ体の調子がとても良かったのですが、スパイスの効果に加え、野菜中心の食事だったことが良かったのでしょう。
出典:Flipkart
MTR社のレトルト食品は、葛西のSwagat Indian Bazaarでまとめ買いします。ネットでも購入できますが、手作りのグラブ・ジャムーンやチャイ用CTC茶葉なども目当てに、利用させてもらっています。グラブ・ジャムーンは、世界一甘いデザートとも言われますが、丸いドーナッツをシロップで煮込んだような代物。レンジで温めて食べれば、クセになること間違いなしです。この前、Swagatへ行った時には、小さな店がインド人で大混雑。皆、大量の買物。ご主人が言うには「インド人も、コロナ怖い。」それはそうだわな。

インド滞在中、一番美味しかった食事は、ジャンシ-からアグラまでの混み合った特急列車で出された夕食。飛行機のように座席まで運ばれる暖かい食事は、2種類の辛い料理にナンやデザートがついていました。うまい、うまいと騒いでいたら、インド人ガイドから、あんたはインド人だ、と言われました。MTR社のレトルト食品は、列車で食べた夕食を思い出させてくれます。